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マンタやサメの飼育観察体験ツアー

2019/05/29
本部町エリア (水納島、瀬底島、ゴリラチョップ)
今日はダイビングの話じゃなくて
先日、招待して頂いた海に浮かぶ生簀で飼育されてる
マンタやサメなどの生物を観察するツアーに行った時の事を
まとめたいと思います

「マンタやサメの飼育観察体験ツアー」
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このツアーは沖縄本島本部町にある
人気観光スポット「美ら海水族館」のすぐ近くにある
山川港で「OSC株式会社」が管理している生簀の中で
飼育してる生物に餌をあげたり小話を聞いたりできる
水族館とは一味違った角度から海の生物楽しめる
新しいプログラムになっています

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凶暴なイタチザメもこうやってみると可愛い(笑)

今回のブログは写真だけで30枚前後もあり
かなり長い記事になってしまうので
まずは忘れないうちにツアーの基本情報

開催地

住所:沖縄県国頭郡本部町山川 垣の内ビーチの隣

美ら海水族館から車で5分ほどの場所にあり
「もとぶ元気村」を目印に移動して
道が左右に分かれてるとこを海を見て右に回れば
船が停まってるとこに出るので
ウェットスーツを着た黒い人に声をかけて下さい

[連絡先]
電話:0980-51-4100

クリック↑

あとは、当店に連絡してもらっても紹介は出来ます

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ツアー開催は1日に午前と午後の2回で
午前は10:30~11:45、午後は14:30~15:45

[料金]
大人、高校生以上は¥4,000円
中学生以下は¥3,200円

※本部町の宿に宿泊してる方は
2019年5月27日時点では5%割引らしい

[1回のツアー定員]
10名限定

※意外と参加出来る人数少ないので
気になる方は早めに予約してね

[参加資格]
5歳以上で小学生は保護者同伴

※ツアー前に記入する病歴診断書には
以下の項目が用意されてるので該当する方は
ご予約前に確認した方が良いと思います

循環器系(狭心症、不整脈、高血圧、心臓発作等)病気がある
てんかん、ひきつけ、けいれん、発作等の意識障害を起こす事がある
パニック障害や過呼吸(過換気)を起こすことがある

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[プログラムメニュー]
・沖縄・やんばるの自然、生簀の役割・仕組みや
生き物についてのお話

・船上から、海上生簀にいる飼育生物を見学

・サメやエイ、魚へのエサやり体験

・マンタの給餌見学(写真撮影OK)

・きれいな海や伊江島を背景に記念写真

・沖縄美ら海水族館作成の冊子物
「サメのふしぎ」をプレゼント

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ツアーの基本情報は以上になるので
次はツアーで人気のシーンを2点ほど
動画で撮影してきたのでご覧下さい





ここで一段落

ここからは写真を使ってじっくりと紹介するので
ここまで読んで興味が湧かなかった方や
読むの疲れた方は基本情報だけ頭の片隅に入れて
沖縄旅行に行く前にチョットだけでいいので
あんなツアーもあったなぁ~と思い出して下さい

いざ出港!
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船から生簀までの移動時間は約5分と
めちゃくちゃ近いです

そして、海上にいるツアー時間はざっくり1時間

なので船酔いしない私からの意見ですが
船酔いしないとは言いませんがし難いと思います

到着
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生簀はこんな感じ~
うっすらですが後ろに伊江島が見えてます

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生簀には沢山の海の生物が飼育されていて
水面から覗くと大きな魚影があちこちで動いていました

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まずはスタッフの方が生き物の状態をチェック

シノノメサカタザメ
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お腹がすいてるのか最初にやってきたのは
「ザメ」って名前についてるけど実はエイの仲間の
変な形をしたシノノメサカタザメ

そして、この距離でこのサイズの生物を観察出来るのが
生簀の魅力ですね

餌やり開始
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餌は日によって変わるかも知れませんが
今回はイカ、サバが中心でカニも少しありました

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マダラトビエイがイカをパクリ

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複数のサメがいるそうですが
写真に写ってるのはネムリブカ?ヤジブカ?

ハンマーヘッドシャーク
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おー本当の海で出会ってみたい
ハンマなヘッドしたアカシュモクザメもいます

この他にも生簀には
ウシバナトビエイ、ウシエイ、オグロオトメエイ
シイラ、テングハギモドキなどが飼育されてるそうです

そして、この景色はスタッフが用意した
覗きメガネで生簀の上から覗けるので
この写真と同じ様な景色をゆっくり観察できるはず

イタチザメ
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隣の生簀ではイタチザメの餌やりが見られます

写真で見ると迫力がないですが
タイガーシャークとか人食いザメなんて呼ばれ
危険なサメの代表格になってるサメです

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体に入ったシマ模様がタイガーシャークの由来

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背ビレを水面から出して獲物を狙う姿は
頭の中で思い描いてた光景だけに
間近で見ると興奮しますね

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水中なら怖い物知らずのイタチザメも
ここではスタッフにイジられたりして(笑)

この子は1匹しかいなかったので
タイミング次第では見れない可能性もあるので
見れたらラッキーくらいの気持ちで行くか
事前に状況を確認して会いに行って下さい

イタチザメのアゴの骨
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生簀の中の生きた生物の他にも
いろんな物を見たり触ったり出来ます

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あーこれはよくお土産屋さんで
首飾りにして売られているサメの歯ですね

ダイソーで紐買ってきて
ペンダント作ったら何個作れるかな?

1個¥1,000円で売ったとして~

とか、この歯で噛まれたらひとたまりもないよ!

など、骨格を見てるだけで夢が膨らむね(笑)

トラフザメの歯
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数年前に名護湾で一世風靡した
レオパードシャークことトラフザメの歯

このサメは砂の下にある
アサリみたいな2枚貝を好んで食べるんだけど
こんなに尖った歯で貝殻割れるのかな?

てっきりブダイやモンガラみたいな
ペンチみたいな形状の前歯か
人間の奥歯のようなすり潰せる形の歯が
あると思っいたのにな…

こう言った事があるので
違った目線で海の生物見れると楽しいよね

トラフザメの卵
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トラフザメの卵の乾いたヤツを
触らせてもらえます

この状態って何て言うんだ?

リアルなトラフザメの卵
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この日は運よく
生簀の下で観察してるという生卵も
見せてもらう事が出来ました

※受精してない生卵です

マンタの歯
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想像どうりの形でしたが
ちょっと不思議に思ったのが
プランクトンしか食べないくせに
ちゃんとヤスリみたいな歯がある事

その件について話を聞いてみたら
マンタは交尾をする時にオスがメスから離れない様に
メスの体を噛むそうです

なのでこの歯は食事する為じゃなくて
交尾の時に使用されるんでしょうね

マンタ生簀
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船に乗って少し移動して
マンタ生簀に到着

ナンヨウマンタ
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元気に泳いでるナンヨウマンタ

スタッフと大きさを比較しても
その大きさがよく分かりますね

この子は3.5mくらいあるそうです

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今回はナンヨウマンタを3個体見せて貰いました

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餌やりの前にちょっとだけ
今日あげる餌を見せてもらいました

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こんな感じです

ここは誰も興味ないかな…

餌やりスタート
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餌をあげる回数や
餌を食べる時のマンタの生態など
スタッフの方が色々と説明してくれるので
実際に行って聞いて下さいね

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沖縄本島の海ではなかなか会えないマンタを
水面からだけど見れて感激!

昼のツアーが14:30から始まるので
2ダイブで終了して3ダイブ行ってる人を待つ方は
定員に空きがあれば飛び入り予約して
マンタを見に行くのも楽しいかも知れませんね

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これだけ長々と書いたのは久しぶりなので
最後におわり方が分からなくなってますが
興味のある方は当店でもOSC株式会社でもいいので
問い合わせてください

夏休みは込み合うと思いますが
それ以外の期間は以外と予約取り易いです
Yusuke Miyahara
Admin: Yusuke Miyahara
沖縄本島北部の名護市と本部町のダイビングショップ
フィールダイブで水中ガイドをしている宮原です。

私が潜って見た海を写真多め文章少なめで書いてるので、
沖縄のダイビングに興味がある方は見てもらえたら嬉しいです

最速で今の海情報を知りたい方はストーリーズの方が、
早く情報を発信してるのでそちらをご覧ください。

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