トウカムリの調理方法ブログ!
2018/04/27
先月、漁師さんから「トウカムリ」を頂いたので
せっかくなので調理工程をまとめてみました
※ブログで書きますが最後に動画貼っときますので
それ見た方が分かり易いです
まずはトウカムリについて
トウカムリは別名「千年貝」とか
海外では「ヘルメットシェル」なんて呼ばれている
砂地のちょいと深い場所の多く生息している
最大で25㎝前後になる大型の貝です
沖縄本島北部のダイビングポイントでは
水納島の20m以深の砂地でよく見かけます
ちなみにこのトウカムリ
砂に潜っているウニの仲間の
「ブンブク」を食べてるそうです
そう言われると確かに納得!
生息域がモロにかぶってますもんね
さて、作業開始です
トウカムリは貝殻が凄くカッコいいので
なるべく貝殻を傷つけずに中身を取り出したい
そんな時は僕が知ってる唯一の方法である
フィリピンスタイルでやってみたいと思います
ここまでの写真で何するか分かった人は
天才です!
上の写真の様にトウカムリをセットして
重力で中身が出てくるのをじっくり待つ
めちゃくちゃ原始的なスタイル
ただひたすら
中身が出てくるのを待つんです…
待つ事1時間くらいかな?
良い感じにトウカムリの中身が出てきました
写真左下に写ってる黒いのはGoProなんですが
それを乗せてる三脚はトウカムリ汁で
すんごい事になってました(笑)
あと、トウカムリを置いてる木の柵は
タンク置く為の物ですが
今回初めてタンクを置く以外の
利用出来る方法を知りました!(笑)
こんな感じ
無事に貝殻を割らずに中身だけGET!出来ました
トウカムリを茹でる
トウカムリの調理方法は
今まで見た事も聞いた事もないし
ネットにも出て来ないので
この辺からはなんとなく雰囲気でやってます
タコとかナマコやウミウシの仲間の
ヌルヌル系の調理方法は「茹でる」の
ほぼ一択かと思うので
今回は冒険しないでボイルしてみました
ボイルした底面はパッ見は
でっかいウニみたいです
この部分で砂地を歩いてるんですね~
ウ〇ウ〇
貝殻を持たない貝の仲間で
海の宝石なんて呼ばれている生物がいるそうですが
この写真を見ると
そのルーツが少し分かる気がしますね…(笑)
あ、調理中でした
茹でても表面のヌメリが取れないので
塩でもんでヌメリを落としてみました
今夜は刺身
最後は適当な大きさにカットして
お造りにしてみました
味はコメントが難しいんですが
本当に普通の貝って感じ
しいて言うなら
ホラガイとかタカセガイとかと近いのかな?
昔、フィリピンで食べたのが凄く美味しかったんだけど
こんな調理方法だったかな???
今回はたまたま漁師さんからもらえたから食べたんだけど
スーパーに売っていても買うか微妙です…(笑)
と言う訳でここまでの工程を動画にまとめてますが
グロいシーンも多いので見るのは自己判断ですが
興味のある方は下の動画見て下さい
※ここまで読んでくれて有難う御座います
ちなみに今回調理した「トウカムリ」は
漁業権を持ってる漁師さんから頂いたものになりますので
くれぐれも個人で貝を含む海の生物の採取は止めて下さい
特にスキューバダイビングで使用する
潜水器具をもちいて採取すると罰せられる事もありますので
ご自身の海との接し方には注意をされて下さいね
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名護市のダイビングショップ「フィールダイブ」
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