季節限定ダイビング
2019年05月13日
沖縄本島の北部には
水温が高くなり生物の活性が上がる春から
真夏になりハブクラゲが発生するまでの数か月だけ
万人にはオススメできないが
マニアックなダイバーにだけオススメ出来る
そんなポイントがあります
そんなポイントに今日は調査に行ってきました
ニシキテグリ
ダイバーが潜らない海を含めば
割と広範囲に生息してるのですが
この子が住んでる海は透明度が極端に悪いため
ダイビングポイントになってない事が多いので
普段のダイビングではほぼ見る事が出来ません
さらに凄く臆病で暗闇が好きなので
見れるポイントに行っても見れない事も多い
そんなニシキテグリですが春は産卵シーズンで
カップル探しに奮闘してる事が多く
この時ばかりは少しばかり警戒心が弱くなるので
見れる!撮れる!確率が上がります
今日も求愛かケンカか分かりませんが
元気な子がちらほら見られました
そして、その後で小さなカップルが
少しだけ交尾みたいな行為をしてるのを見れたんですが
ピーク時だとサンゴの群生から大きく飛び出るのに
今日はサンゴの横っちょで体を寄せあうだけだったので
何だったのかよく分かりませんが
予行演習だったと思っておきます
上の2枚の写真は
かなり警戒心が無くなっる時に撮ったのですが
普段はこんな感じなので撮るのに苦労します…
エビ
普段、潜らないポイントなので
急に見た事もないエビが飛び出してくる事も
オイランハゼ
本命はこの子のディスプレイ
撮り易そうな場所をリサーチしてきたので
次はピンポイントで狙いましょう
ハゴロモハゼ (メス)
名護湾で見れる「ハゴロモハゼ.sp」じゃなくて
本家本元の「ハゴロモハゼ」
一時期よりも個体数が減っていたり
メスより綺麗なオスを見つけられなかったけど
あと少し透明度が良くなれば見つけられるはず
ホシハゼ
今日は次に行った時に写真の動画もバッチリ撮りたくて
カメラ器材の設定のテストとかもやっていたので
生物はあまり探してません…
でも、いつものレギュラーは大体いたので
良くも悪くも昔と同じくらいは楽しめます
このポイントは
沖縄なのにビックリするくらい透明度が悪いので
ブログには書いてますが基本的にはオススメ出来る
ダイビングポイントではありません
しかし、それでもピンポイントの生物狙いで
ニシキテグリで1ダイブ、オイランハゼで1ダイブ
なんて潜り方がしたい方がいましたが
僕は毎日でも行きたいポイントなので
リクエストして下さいね
沖縄本島の梅雨はいつかなぁ~